入江 75秒でV奪還、18年以来2度目のMVP それでも引退意思変わらず
2021年11月29日 05:30
格闘技
24年パリ五輪までの現役を望む声が続出する中、大学卒業を一区切りとする意思は変わらない。「五輪後1カ月ぐらいはやっちゃおうかなと思った」が、「どこでボクシングをやるのか想像がつかない。とりあえずは辞める予定にしてます」と説明した。
とりあえずの目標は来年9月の杭州アジア大会での金メダル。「(五輪金に続いて)また日本女子初を狙っていきたい」。ケロリと宣言した。
《フライ級五輪銅・並木は初制覇》並木は速い出入りから強烈なフックやストレートを打ち込み木下(日体大)にフルマークで快勝。国際大会に比べて「自分の力強いパンチが評価されづらい」という国内の最高峰大会を初めて制し、「日本でも認めてもらったのでうれしく思う」と喜びをかみしめた。東京五輪で逃した世界一を今後の目標とするが「あれ以上のことをしないと金メダルは獲れない。すぐにパリ五輪を目指しますとは言えない」と慎重な言い回しだった。