現役高校生ボクサー坂間叶夢、ライトフライ級新人王&技能賞獲得「20歳まではベルトを」

2021年12月19日 20:05

格闘技

現役高校生ボクサー坂間叶夢、ライトフライ級新人王&技能賞獲得「20歳まではベルトを」
<第78回東日本新人王決勝戦>記念撮影に臨む(左から)技能賞の坂間、MVPの渡辺、敢闘賞の関根(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 プロボクシングの第78回東日本新人王トーナメント決勝戦は19日、東京・後楽園ホールで12試合が行われ、ライトフライ級は坂間叶夢(18=ワールドスポーツ)が加藤幸海(20=ワタナベ)に2回TKO勝ちし、新人王を獲得、技能賞にも選ばれた。
 都立淵江高の3年生。立ち上がりに加藤に主導権を握られかけたが、「自分から仕掛けていこう」とプレスを強め、速いジャブにボディーを織り交ぜてをペースを握る。2回、ワンツーの右でぐらつかせ、さらに顔面に右ストレートを浴びせてダウンを奪うと、立ち上がった加藤に連打を浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。

 「相手は背が高いので(自分の体が)浮いてしまうと危ない。なるべく低く、セコンドの指示通りに攻めた。うまく作戦通りにいった」と胸を張る。技能賞獲得には「何か賞がとれたらとは思っていたけど意識はしてなかったので、うれしいです。技能?他にうまい人はたくさんいたので、自分がとれたのはラッキーです」と笑顔を見せた。

 幼少期に空手を始め、小2でキックボクシング、小4からボクシングに転向し、U―15大会で優勝2回、準優勝2回、ジュニアチャンピオンズリーグで優勝1回の実績を残した。高校卒業後はプロボクサー一本で生きていくことを決意している。もちろん目標は世界王者。坂間は「まずは全日本新人王を獲って次にユース、そして日本かアジア。20歳までは少なくとも1本はベルトを獲りたい」と青写真を描く。その名の通り、一つずつ夢を叶えていく。

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