京口&谷口 ワタナベジムの世界王者が対談!谷口は初防衛戦へ「誰よりも警戒」 京口は相手の印象を語る

2022年02月22日 20:26

格闘技

京口&谷口 ワタナベジムの世界王者が対談!谷口は初防衛戦へ「誰よりも警戒」 京口は相手の印象を語る
WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(下)とWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(上) Photo By スポニチ
 WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が22日に自身のYouTubeチャンネルを更新。ゲストにWBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(28=ワタナベ)を招いて、4月22日に決まった谷口の初防衛戦について語った。
 昨年12月にウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)を11回TKOで下して新王者となった谷口。初防衛戦の相手は今年1月に森且貴(大橋)を下して日本王座を獲得し、世界初挑戦となる同級5位の石沢開(25=M.T)。2人は19年9月に日本王座挑戦者決定戦で対戦し、谷口が5回にダウンを奪われながらもスピードとテクニックの差を見せつけて3―0で判定勝ち。今回は2年7カ月ぶりの再戦となる。

 京口は昨年、試合に向けた練習の際にスパーリング相手として石沢が来ていたという。「彼は強いよ。谷口に負けてから強くなってると思うし、ボクシングの幅が広がってるなという印象」と石沢の印象を話した。石沢の唯一の敗戦が谷口に敗れた1敗ということも含めて「その雪辱に燃えてると思うし、勝てば世界チャンピオンということで気合いも入れてくるだろうしね」とかなり意気込んでくると話すと谷口は「リベンジが世界タイトルだからそれっていつも以上に凄い力を発揮してくるんじゃない」と反応すると京口も「せやねん!」と意見が合致して「1回負けてるから全勝のプレッシャーもないから凄い仕上げてくると思うしね」とつづけた。

 谷口は初防衛戦に向けて「気持ち的な部分でいうとナメてる部分は全く無い」と話し、プロでの唯一のダウンが石沢に取られたダウンだったいう。京口もスパーリングして感じたことは石沢のパンチの強さだったと話し、谷口も同意した上で「自分自身が誰よりも警戒してるんじゃないかなと思いますね。驕りとか油断とかは全くないですね。1回勝ってるのも忘れるぐらい集中しようかなと思います。気持ちはフラットにいこうかなと思います」と油断することなく相手を警戒していると話した。

 世界チャンピオンの先輩として京口は「変に守るものがとか負けてしまったらチャンピオンではなくなると思うより常に挑戦する気持ちを持って臨んでもらいたいかなと思うし、世界チャンピオンになったことがゴールじゃないから。これからが始まりだと思うからね」と谷口へメッセージを送った。

 動画では谷口が新王者となった昨年12月の試合を振り返ったりしている。

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