ジム会長らで組織する東日本ボクシング協会は25日、東京都内で総会を開き、元WBA世界スーパーフライ級王者のセレス小林氏(48、写真)の次期会長就任などを承認した。任期は4月1日から3年間で日本プロボクシング協会の会長も兼任する。
総会後にオンライン会見に臨んだ小林氏は、日本ボクシングコミッション(JBC)との関係強化など4つのマニフェストを掲げた。前日には亀田興毅氏ら3兄弟と個人事務所が、JBCに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決があり、1億円超の支払いが命じられたJBCは財政が破綻し、組織存続も危ぶまれる状況。小林氏は「選手のため、試合を止めることだけは絶対にしたくない」と訴え、今後の対応について「まずはコミッションの話を聞きたい」とした。