【RIZIN.34】皇治“因縁の対決”制し舌好調 6月東京ドームでのトーナメント開催も提案
2022年03月20日 19:18
格闘技
“因縁の再戦”は序盤から激しい攻防となった。立ち上がりから皇治がプレスをかけるるも、“日本ムエタイ界の至宝”と呼ばれる梅野は強烈な右ミドルを中心とした組み立てで対抗。どちらも決め手には欠いたものの、ジャッジの採点は1人がイーブン、2人が皇治を支持した。
2戦ぶりに勝利を手にした皇治は「寝起きなんで許して下さい。梅野選手には自分の頭(バッティング)で苦しめてしまって申し訳なかったです」と殊勝な言葉を発したが、「冬眠明けたら、すぐ勝っちゃう。また、アンチがわくな」とすかさず“皇治”を全開。「乗っかる気はなかったけど、ガチャガチャうるさいやつらがいるので、天心、武尊には悪いけど、全員集まって60キロでトーナメントやりましょう」と、武尊と那須川天心の歴史的一戦が実現する6月の東京ドーム大会でのトーナメント開催を提案。「冬眠明けでムエタイ王者に勝ったんだから楽勝や。不可能なんてない」と豪語。「ほっといてほしいのに、もててしゃあない」の決めぜりふで締めくくった。