ZERO1大谷晋二郎 記念大会で救急搬送 現在の状態「意識はあり、医者の問いかけに応じられている」
2022年04月11日 08:02
格闘技
プロレス団体「ZERO1」の大谷が10日、「20周年&21周年記念大会」で負傷し、救急搬送された。大谷はメインで杉浦貴の持つ世界へビー級のベルトに挑戦。15分過ぎ、相手の投げっ放しジャーマンで後頭部をコーナーに叩きつけられ、そのまま動けなくなった。駆け付けた救急隊から手を握ったり開いたりできるか問われたが、できる状態ではなかった。
酸素マスクを装着してストレッチャーで搬送され、都内の病院へ。関係者は「試合直後は意識があって話はできたが、だんだん話の中身がかみ合わなくなってしゃべることができなくなった」と心配そうに話していた。頚髄(けいずい)損傷の可能性もあるという。
大谷は、昨年9月の試合中に左前腕両骨骨折で長期離脱。今月リングに復帰したばかりだった。