武居由樹、日本ランカーとの初対戦も意識せず「しっかり打って倒す試合に」

2022年04月18日 16:38

格闘技

武居由樹、日本ランカーとの初対戦も意識せず「しっかり打って倒す試合に」
ボクシング4戦目に向けてオンラインで公開練習を行った武居由樹(中)。左は八重樫東トレーナー、右は大橋秀行会長(大橋ジム提供) Photo By 提供写真
 元K-1ワールドGPスーパーバンタム級王者でプロボクサーに転身した武居由樹(25=大橋)が18日、ボクシング4戦目に向けてのオンラインで公開練習を行った。武居は22日に東京・後楽園ホールで日本スーパーバンタム級16位の河村真吾(31=堺春木)と対戦する。
 武居は昨年3月のプロボクシングデビューから3戦連続で1回KO勝利中。今回は日本ランカーと初対決で初の10回戦となる。試合を4日後に控え、コンディションを問われた武居は「すごいバッチリです。前回よりも調子よく仕上がっています」と好調をアピール。「お客さんが喜ぶ打ち合いではなく、自分がしっかり打って倒す試合にしたい」と意気込みを語った。

 15日でスパーリングを打ち上げ。総ラウンド数は把握していないが、日本同級4位の和気慎吾(FLARE山上)、同8位の水谷直人(KG大和)ら上位ランカーとも拳を交えた。「ランカーとの対戦は意識しない」と明言。ただ、4月22日はK-1王座を獲得日という巡り合わせもあり、「気合は入っています」と力を込めた。

 大橋秀行会長(57)は2月22日の会見で出した「1回KO勝利継続」の指令を撤回し、「(1回KOを)続けると、“また次も”となってしまい、自分のボクシングができなくなる。この辺で肩の力を抜いて判定勝ちで」と、フルラウンド戦うことを指令。「長いラウンドでの戦いぶりを確認して次のステップにいきたい。これをクリアすれば、大きなチャンスをつくっていこうと思っている」と明言した。

 これに対し、武居はやや困惑しながらも「そんなにスタミナに不安はない。フルラウンドやるつもりもあるし、倒すつもりもあるので、両方持ってリングに上がりたい」と自信を示し、八重樫東トレーナー(39)も「スタミナは問題ない」と太鼓判を押した。

 試合は王者・谷口将隆(28=ワタナベ)と石沢開(25=M.T)が激突するWBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦をメインとする「フェニックスバトル87」のセミファイナルとして行われる。「フェニックスバトル87」は映像配信サービス「ひかりTV」でのライブ配信が決定しているが、このほど、新たに「ABEMA PPV ONLINE LIVE」でも午後5時から生中継されることが発表された。ABEMAコイン1250コイン(1500円相当)で配信チケットを購入しての視聴となるが、ABEMAプレミアム(月額960円)の会員はチケットを購入せずに全試合の視聴が可能となっている。

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