初防衛の王者・谷口、体重超過で進退言及の石沢に「今回の件で引退はもったいない」
2022年04月23日 14:57
格闘技
試合でのダメージはほぼなく、試合前は我慢していたお菓子を“解禁”しするなど前夜は一睡もしなかったという。「防衛をしてやっとチャンピオンとして胸を張れると思っていた。それをクリアして、世界挑戦で(ベルトを)取った時よりも自信にはなった」と振り返った。最軽量級の日本人対決とあり「正直、注目度はめっちゃ低かったと思うけど計量オーバーで注目されるようになった。そこで勝てて無事防衛できたことだけが、僕が得たものかな」と冷静に分析した。
減量が楽ではないだけに、将来はライトフライ級に上げることも視野に入れる。「ゆくゆくは考えている。石沢選手を見て、自分も気をつけないといけないと、より一層気が引き締まった」と語った。年内は防衛戦をもう1試合行いたい意向で、同期入門のWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人と、地元・関西での“ダブル世界戦”にも前向き。ワタナベジムの渡辺均会長は、京口の次戦が6月頃に海外となる見通しを示した上で「秋か年末にできれば」と明かした。