尚弥 3団体統一の裏で空き巣被害…高級かばんなど十数点「胸くそ悪い」

2022年06月09日 05:30

格闘技

尚弥 3団体統一の裏で空き巣被害…高級かばんなど十数点「胸くそ悪い」
ドネア戦から一夜明け、記者会見を行った井上(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 WBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が、空き巣被害に遭っていたことが8日、分かった。事件が起きた7日、日本人で初めてボクシングの世界3団体王座統一を果たした王座統一戦(さいたまスーパーアリーナ)出場のために、神奈川県内の自宅は留守にしていた。井上は8日に横浜市内のジムで喜びの会見を開いたが、自身のSNSでは「めでたい日に胸くそ悪い話」と怒りをあらわにした。
 井上が空き巣により神奈川県内の自宅からブランド品のかばんや貴金属など十数点を盗まれていたことが分かった。

 県警によると事件が起きたのは王座統一戦開始前の7日午後4時半ごろ。警備会社から「(井上宅の)アラームが発報している」と110番通報。警察官が駆けつけると井上らが留守だった自宅玄関のドアにバールでこじ開けられたような跡があったという。近隣住民が白い車で立ち去る男2人を目撃。県警は事情を知っているとみて付近の防犯カメラの映像を精査している。

 井上はマネジャーに被害を報告。一夜明け会見では何もなかったかのように冷静に取材対応したが、自身のツイッターには「ニュース見たけどさ めでたい日に胸くそ悪い話だよね、みんなも気をつけて!!」と記した。

 《過去の対戦相手もタイトル戦中に…》井上が過去に対戦した相手も、試合中に空き巣に遭っていた。18年に東京で井上に初回TKO負けを喫しWBAバンタム級王座を失ったマクドネル(英国)は、タイトルマッチ中に地元ドンカスターの自宅が数人の男に侵入され金品を奪われた。他のスポーツではサッカー選手が目立ち、元日本代表のDF内田篤人氏はシャルケ時代の15年に空き巣で「(総額)100万円ちょっと」の被害をテレビ番組で告白。最近では1月にRマドリードのFWベンゼマ、3月にマンチェスターUのMFポグバが試合中に空き巣に襲われた。

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