中盤以降勝負の作戦ズバリ 千葉開が栗原慶太に最終回TKO勝ちで新王者「夢のような瞬間だった」
2022年09月22日 22:26
格闘技
昨年5月、同じタイトルの王座決定戦で中嶋一輝(大橋)に判定負け。10月の再起戦でも敗れて2連敗し「成長していないと凄く感じた」。新たに横浜光ジムのトレーナーとなった元東洋太平洋フライ級王者ロッキー・フエンテス氏に師事すると、考えすぎていたというボクシングをシンプルに実践。「結果に関わらず最後の挑戦と思って、一日一日を最後と思って過ごした。初めて試合前にプレッシャーがなく、ワクワク感だけで試合に入れた」という。
「ボクシングをやっていた証しとして、ベルトを巻くことが夢だった」という。勝利を告げられると喜びをかみしめ「夢のような瞬間だった」と振り返った。今後については「落ち着いてから考えたい」とし、栗原が持っていた世界ランクの獲得についても「自分のレベルが一気に上がったとは思わない。地道にやって、もっと上を目指していきたい」と冷静に話した。