オカダ・カズチカ涙の追悼 アントニオ猪木さんが創設した新日本プロレスが10カウントイベント

2022年10月10日 17:47

格闘技

オカダ・カズチカ涙の追悼 アントニオ猪木さんが創設した新日本プロレスが10カウントイベント
<新日本プロレス>アントニオ猪木さんを偲んで追悼のテンカウントが行われた(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 1日に心不全で逝去した元プロレスラー、アントニオ猪木さん(本名・猪木寛至、享年79)が創設した新日本プロレスは10日、東京・両国国技館大会の試合前に「アントニオ猪木追悼10カウントイベント」を行った。
 午後5時、棚橋弘至ら所属レスラー、外国人選手がリングサイドに集結。旗揚げ戦からの数々の名勝負、名場面がスクリーンに映し出された。そして、猪木さんの遺影を抱いた盟友、坂口征二相談役がリングに上がり、10カウントゴングが鳴らされ、猪木さんの入場曲「炎のファイター」が流れた。

 猪木さんは9月1日に団体の終身名誉会長に就任。新日本は、団体創設者の功績を称えるとともに、来年1月4日の東京ドーム大会を猪木さんの追悼大会とすることも発表した。

 団体のエース、オカダ・カズチカはセレモニーの最中も目頭を熱くさせていたが、バックステージで報道陣に囲まれると感極まった。「猪木さんの入場曲聞いて、来てほしかった思いがあります。朝起きてのニュースで、びっくりした。バカやろ~ってが最初で、見に来てくれよという思いがあったので、そんなに悲しいと思っていなかったけど…」と話すと言葉に詰まり、真っ赤になった両目をぬぐった。

 1・4東京ドームでは猪木さんが創設したIWGPヘビー級のベルトに挑戦する。「向こうで見てくれていると思うので、熱い闘いをしたいと思います。しっかりと追悼のできる熱い戦いを、猪木さんの名に恥じない戦いをしたい」と誓った。

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