藤波が、武藤が、蝶野が赤いマフラーをまき…アントニオ猪木さん「炎のファイター」の中で最後の別れ
2022年10月15日 05:10
格闘技
出棺の際には現役、OBレスラーが猪木さんのトレードマークである赤の闘魂マフラーを首にまき、坂口相談役、藤田和之、オカダらが棺を霊きゅう車に運んだ。足を負傷している武藤は、猪木さんの棺がずっしり重かったことから「(猪木さんから)最後の試練を与えてもらっているようだ」と話した。
猪木さんのテーマ曲「炎のファイター」が流れる中、参列者からは拍手と猪木コールの大合唱。田中ケロリングアナウンサーによる「永遠なれ闘魂!190センチ、105キロ!アントニオ~~いの~き~!」の絶叫コールで送られ、荼毘(だび)に付された。
この日、猪木さんのマネジメント会社「猪木元気工場」が12月末にイベントを企画していることが分かった。関係者が明かした。「お別れの会ではないそうです。詳細は決まっていないそうですが、猪木さんを追悼するイベントになるようです」という。今後、ファンのための「お別れの会」も開かれる予定。
新日本プロレスでは、来年1月4日の東京ドーム大会を追悼大会として開催することを発表している。残されたレスラー、関係者は“燃える闘魂”の遺志を受け継いでいく。