元IBFスーパーフェザー級王者の尾川堅一がジムワークを再開 王座陥落で8月に右肩手術を決意

2022年10月22日 16:32

格闘技

元IBFスーパーフェザー級王者の尾川堅一がジムワークを再開 王座陥落で8月に右肩手術を決意
6月にカーディフで初防衛戦を行った尾川堅一(カメラ・田中哲也通信員) Photo By スポニチ
 プロボクシング元IBF世界スーパーフェザー級王者の尾川堅一(34=帝拳)が22日、ジムワークを再開したと帝拳ジム公式サイトが発表した。6月に敵地の英カーディフで行った初防衛戦でジョー・コーディナ(30=英国、負傷により王座剥奪)に2回KO負けして王座から陥落。8月中旬に右肩の可動域を広げるための手術を受けてからはリハビリに専念しており、ジムワークは2カ月ぶりという。手術後3週間は「右肩に針金を入れて、三角巾で腕を吊っていた。腕を下にたらすだけでも痛かった」そうで、9月10日頃からロードワークを再開も医師から「転んだらすぐ折れる」と言い渡されていたため、「慎重に走ってました(笑い)」と明かした。
 数年前から右肩に違和感を感じていたとし「手術など決めてから世界タイトルマッチなどチャンスが来たときに逃したくないと考えていた」と痛み止めを飲んで競技を続けていたが、王座陥落を機に帝拳ジムの本田明彦会長に相談して手術を受けた。まだ100%の力ではパンチを打てないとしながらも「僕にはボクシングしか残っていません。そのボクシングで悔いなくやり切る覚悟です」と決意を記した。

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