11・1ライトフライ級日本人王者対決へ京口が公開練習 大物プロモーターからメッセージ「頑張らないと」
2022年10月26日 16:26
格闘技
25日夜は小林尚睦トレーナーの勧めで、過去の海外選手の映像を約1時間半鑑賞した。フリオ・セサール・チャベスVSメルドリック・テーラー第1戦(90年)、トーマス・ハーンズVSマービン・ハグラー(85年)、マニー・パッキャオのコンビネーション特集などで、試合前に過去の映像を見たのは初めてという。リラックスが目的だったが「凄かった。いろいろな刺激を入れました」と話した。
この日は契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社のプロモーター、エディー・ハーン氏からビデオメッセージも届いた。ハーン氏は「京口の試合は見る価値がある。パウンド・フォー・パウンド(全階級を通じた最強ランキング)でもトップの選手と信じている。前(6月)の試合は素晴らしいファイト、パフォーマンスだった」と評価し、「今回は今年の中でも凄い試合の1つ。数週間後(12月3日)にはチョコラティート(4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス)がスーパーフライ級で試合をするが、京口の統一戦は軽量級だけでなくボクシング史上でも凄い試合」と期待を寄せた。また、「日本は非常に大切なマーケット。帝拳(プロモーション)の本田氏(明彦会長)という素晴らしいパートナーもいて、彼らと仕事をすることは好きだし、2023年は多くの試合を日本から放映する」と来年についても言及した。京口は契約時からハーン氏に「チョコラティートのような選手になってほしい」と言われていたと明かし、「うれしいです。チョコラティートみたいな選手にならないと、という思いが強くなった。来年の先駆けじゃないけど、今回の試合は頑張りたい」と気合を入れ直した。