1・6大阪でダブル世界戦決定 WBO王者・谷口将隆V2戦、重岡銀次朗はIBF王者へ世界初挑戦

2022年11月11日 13:00

格闘技

1・6大阪でダブル世界戦決定 WBO王者・谷口将隆V2戦、重岡銀次朗はIBF王者へ世界初挑戦
<ダブル世界戦発表会見>笑顔でポーズを決める(左から)亀田興毅氏、谷口将隆、重岡銀次朗、竹原慎二氏(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 プロボクシングのダブル世界戦が来年1月6日にエディオンアリーナ大阪で開かれることが11日、都内で発表された。WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(28=ワタナベ)が同級2位のメルビン・ジェルサエム(28=フィリピン)と2度目の防衛戦を行い、IBF世界ミニマム級5位の重岡銀次朗(23=ワタナベ)がIBF同級王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)を相手に世界初挑戦する。元世界3階級制覇王者・亀田興毅ファウンダー(35)がプロモートする興行「3150FIGHT」初の世界戦開催となる。
 19戦16勝(11KO)3敗のサウスポー谷口は昨年12月、ウィルフレド・メンデス(26=プエルトリコ)に11回TKO勝ちしてWBO世界ミニマム級王座を獲得。今年4月の石沢開(27=M・T)との初防衛戦では前日計量で挑戦者が体重超過により失格となったにもかかわらず試合に応じ、“マタドール”の異名どおり強打をさばきながら11回TKO勝ちした。神戸市出身で、念願の地元・関西での世界戦となる。21戦19勝(11KO)2敗のオーソドックス、ジェルサエムは17年1月に当時のWBCミニマム級王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に判定負けして以来2度目の世界挑戦になる。

 熊本市出身のサウスポー重岡は開新高時代に高校5冠を達成するなど、アマ通算57戦56勝1敗。18年9月のプロデビュー以来8戦全勝(6KO)で、19年7月のプロ4戦目でWBOアジア・パシフィック・ミニマム級王座を獲得(防衛2)、今年3月には日本ミニマム級王座を獲得して7月に地元・熊本で初防衛に成功していた。最軽量級では破格のパワーが武器で、今月1日にWBO世界ライトフライ級王座に挑戦した岩田翔吉(26=帝拳)のスパーリングパートナーも務めた。5戦全勝(3KO)の兄・優大(25=ワタナベ)は日本ミニマム級1位で、同級2位の仲島辰郎(28=平仲BS)と今月17日に日本王座決定戦(後楽園ホール)に臨む。

 一方、IBF世界ミニマム級王者バラダレスは30戦26勝(15KO)3敗1分けのオーソドックス。今年7月に前王者レネ・マーク・クアルト(26=フィリピン)に2―1で判定勝ちし、2度目の挑戦で世界王者となった。初防衛戦で重岡の挑戦を受ける。

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