重岡 世界初挑戦でも自信100%!早くも防衛記録宣言「ガチで20回ぐらい」
2022年11月12日 04:30
格闘技
最軽量級らしからぬ強打を武器に高校5冠などアマ57戦56勝、プロ8戦全勝6KOのサウスポー。幼稚園から空手に取り組んだが、背が伸びなかったため小4で体重別のボクシングを始めた。「体が大きくならない」と自覚し、当時から掲げた目標が、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏が持つ世界王座13連続防衛の日本記録更新。会見ではその具志堅氏からビデオで「ミニマム級でずっとやれば15回は防衛できる」と激励され、「ここは100%勝ちます。具志堅さんからも15回いっていいと許可をいただいた。ガチで20回ぐらい目指したい」と言い切った。
《興毅氏重岡に期待》プロモーターとして「3150FIGHT」をプロデュースする亀田興毅氏も「とてつもない怪物。歴史に残る世界王者になるのでは」と重岡に期待を寄せた。21年にスタートした同興行での世界戦開催は初めてで、「王道でいきます」と8月大会で物議を醸したエキシビションマッチはなし。今後は谷口や重岡と専属プロモーション契約を結ぶ可能性も明かし「選手が映える舞台をつくっていきたい」と語った。
◇重岡 銀次朗(しげおか・ぎんじろう)1999年(平11)10月18日生まれ、熊本市出身の23歳。高校5冠などアマ57戦56勝で、1敗は兄・優大(ワタナベ、日本ミニマム級1位)との兄弟対決を避けるための棄権。18年9月にプロデビュー。19年7月にWBOアジア・パシフィック・ミニマム級王者(防衛2)、22年3月に日本同級王者(防衛1)。身長1メートル53の左ボクサーファイター。