重岡 世界初挑戦でも自信100%!早くも防衛記録宣言「ガチで20回ぐらい」

2022年11月12日 04:30

格闘技

重岡 世界初挑戦でも自信100%!早くも防衛記録宣言「ガチで20回ぐらい」
<ダブル世界戦発表会見>笑顔でポーズを決める(左から)亀田興毅氏、谷口将隆、重岡銀次朗、竹原慎二氏(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【IBF世界ミニマム級タイトルマッチ   王者 ダニエル・バラダレス《12回戦》同級5位 重岡銀次朗 ( 2023年1月6日    エディオンアリーナ大阪 )】 プロボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏が主催する興行「3150FIGHT」は11日に都内で会見を開き、ミニマム級ダブル世界戦を来年1月6日にエディオンアリーナ大阪で開催すると発表した。WBO王者の谷口将隆(28=ワタナベ)が2度目の防衛戦で同級2位メルビン・ジェルサエム(28=フィリピン)と対戦。プロ8戦全勝のIBF同級5位・重岡銀次朗(23=ワタナベ)が王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)相手に世界初挑戦する。
 不安0%、自信100%。プロ9戦目での世界初挑戦に、重岡は強気のコメントを連発した。「しっかり準備しておけ」と挑発した王者のビデオメッセージに「メッチャ闘争心が湧いてきた」とニヤリ。同席した元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二氏が「世界戦は甘くない。気を引き締めて」と忠告すると、「今まで油断したことはない。だから無敗です」と応じてみせた。

 最軽量級らしからぬ強打を武器に高校5冠などアマ57戦56勝、プロ8戦全勝6KOのサウスポー。幼稚園から空手に取り組んだが、背が伸びなかったため小4で体重別のボクシングを始めた。「体が大きくならない」と自覚し、当時から掲げた目標が、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏が持つ世界王座13連続防衛の日本記録更新。会見ではその具志堅氏からビデオで「ミニマム級でずっとやれば15回は防衛できる」と激励され、「ここは100%勝ちます。具志堅さんからも15回いっていいと許可をいただいた。ガチで20回ぐらい目指したい」と言い切った。

 《興毅氏重岡に期待》プロモーターとして「3150FIGHT」をプロデュースする亀田興毅氏も「とてつもない怪物。歴史に残る世界王者になるのでは」と重岡に期待を寄せた。21年にスタートした同興行での世界戦開催は初めてで、「王道でいきます」と8月大会で物議を醸したエキシビションマッチはなし。今後は谷口や重岡と専属プロモーション契約を結ぶ可能性も明かし「選手が映える舞台をつくっていきたい」と語った。

 ◇重岡 銀次朗(しげおか・ぎんじろう)1999年(平11)10月18日生まれ、熊本市出身の23歳。高校5冠などアマ57戦56勝で、1敗は兄・優大(ワタナベ、日本ミニマム級1位)との兄弟対決を避けるための棄権。18年9月にプロデビュー。19年7月にWBOアジア・パシフィック・ミニマム級王者(防衛2)、22年3月に日本同級王者(防衛1)。身長1メートル53の左ボクサーファイター。

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