プロボクシングの第69回全日本新人王決勝戦は17日、東京・後楽園ホールで行われ、フライ級は二階堂迅(21=ディアマンテ)が長谷川優太(24=熊谷コサカ)に3回2分40秒TKO勝ちし、全日本新人王に輝いた。
29戦のアマチュアキャリアを持つ二階堂は序盤から左ジャブをヒットさせて主導権を握り、3回にダウンを奪うと、一気に仕掛けてレフェリーストップを呼び込んだ。プロ5戦目で初のKO勝ち。「すごく緊張したけど、ジャブが当たって自分のペースに引き込めた。ダウンを取った後に何とか手数を出してストップに持ち込めて良かった」と笑顔を浮かべ、「ぼくが目指すのは、もっともっと上のベルトなので、これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけた。