武藤敬司 引退試合に内藤哲也を指名した理由とは?「愛情を感じていた。良い距離感で良い試合ができる」

2023年02月04日 05:00

格闘技

武藤敬司 引退試合に内藤哲也を指名した理由とは?「愛情を感じていた。良い距離感で良い試合ができる」
武藤敬司 Photo By スポニチ
 2月21日に現役引退する武藤敬司(59)が3日に更新されたプロレスリング・ノア公式YouTubeチャンネルの動画に出演。引退試合の相手に新日本プロレスの内藤哲也を指名した理由を明かした。
 引退目前で両足ハムストリングの肉離れを起こしていて、歩くのもままならない武藤。「引退試合の相手は内藤に決まった。内藤は素晴らしい選手で、内藤だったらグレート・ムタ対SHINSUKEを超えられる相手じゃないかなと思った。今の一番の敵は俺自身だから今闘っていますよ」と今の心境を吐露した。

 内藤を引退試合の相手に指名した理由については「元々、彼から武藤敬司に対する愛情とかそういうものをすごい感じていた」と語った。

 「オカダはやっぱり天龍さんのイメージがある。棚橋に限ってはもう引退発表してから何度も絡んでいる、内藤だったら俺の直弟子でもないし、かといって武藤LOVEも感じる中ですごい良い距離感で、良い試合ができるんじゃないかということで名前を挙げさせてもらいました」とつづけた。

 内藤とは11年前に新日本プロレスの東京ドーム大会でシングルマッチで戦っている。その時は武藤がムーンサルトプレスで勝利している。「あの時の内藤は、ちょっと俺をオマージュしたような感じでなんか人気なかったみたいで…俺のオマージュを外してから人気が出てきたってその辺は気分が悪いなと思う」と話しながらも「ただ、このあいだの横浜アリーナのリングサイドでちょっと試合を見て、なんとなく緩急の付け方とかは俺に似たようなところもあったりするよね。喋りも上手いし、彼は24時間、プロレスのことを考えてるんじゃないのかなと思わせますよ」と今の内藤を称賛した。

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