朝倉海 盟友のUFCバンタム級1位選手にテイクダウン記録の舞台裏迫る「力使っていなかったんだ」

2023年03月25日 19:18

格闘技

朝倉海 盟友のUFCバンタム級1位選手にテイクダウン記録の舞台裏迫る「力使っていなかったんだ」
朝倉海とメラブ・ドバリシビリ(右・ロイター/USA TODAY Sports)
 格闘家の朝倉海(29=トライフォース赤坂)が24日に自身のYouTubeチャンネルを更新。米国修行で一緒に練習しているUFCバンタム級1位のメラブ・ドバリシビリ(ジョージア)をゲストに招いた。メラブと11日(日本時間12日)米国・ラスベガスで開催された「UFCファイトナイト ヤンVSドバリシビリ」の試合について振り返り、テイクダウン回数がUFC1位記録となった舞台裏について質問する場面があった。
 海は昨年4月に初めて米国へ武者修行をした。その時からラスベガスのシンジケートMMAでメラブと一緒に練習していた。2度目となった今年の米国武者修行もシンジケートMMAでメラブと練習している。

 試合前はバンタム級3位だったメラブは11日の試合で同級2位のピョートル・ヤン(ロシア)と5分5Rで対戦。判定3―0で完勝して同級1位にランクアップした。その試合では、5Rにわたりタックルを仕掛け続け、UFC1位となるテイクダウンアテンプト「49回」の新記録を樹立した。これは1分間に2度、テイクダウンを狙っている計算になる。

 今回の試合前にヤンについて研究した結果、数多くテイクダウンを狙ってベストを尽くすと決めていたメラブ。海は「もっとテイクダウンを取れると思っていた?」とメラブに聞くと「もっとテイクダウンは取れると思っていた」と回答。その上で「あまりエネルギーを使いすぎると疲れてしまう。あまりテイクダウンを取れなかったのは、頑張って取りに行くと疲れるからね」とスタミナ計算をしなければよりテイクダウンを狙っていたと明かした。

 そして海に向けて「打撃でいけなかったらテイクダウンにいく。極めようとせずタイミングを計ってたんだ。テイクダウンがダメなら打撃にいくのもテクニックなんだ」とアドバイスを送った。海も「あんまり力使っていなかったんだ。すごいよ」とメラブを称えた。

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