重岡兄弟の兄・優大が公開練習 髪からシューズまで銀色で出陣「つまんねえ試合はしたくない」

2023年04月03日 18:31

格闘技

重岡兄弟の兄・優大が公開練習 髪からシューズまで銀色で出陣「つまんねえ試合はしたくない」
報道陣の質問に笑顔で答える重岡優大(右)と亀田興毅氏(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシング WBC世界ミニマム級タイトルマッチ ( 2023年4月16日    東京・代々木第2体育館 )】 史上初の「兄弟同日同階級世界王者」を目指して世界初挑戦するWBCミニマム級3位の重岡優大(25=ワタナベ)が3日、都内の所属ジムで練習を公開した。同級4位パンヤ・プラダブシー(32=タイ)との王座決定戦へ向けサンドバッグ、ミット打ち、パンチングボールと12ラウンド分の汗を流し「弟(IBF世界同級暫定王座決定戦に出場する銀次朗)と2人で毎日良い練習ができている。このまま仕上げたい」と好調をアピール。減量も「ちょっと速いペースで落とせている」と明かした。最長12ラウンドを含むスパーリングを週3回消化してきており、「スタミナは問題ない。試合1カ月ぐらい前から試合モードでスパーを組んできている」と話した。
 王者パンヤについては「ポイントを取ってくるのはうまい。雑じゃなく、しっかり打ち分けもしてくるし、手数もそれなりに出してくると思う」と評価。一方で、「パンチ力はないと思うし、案外ガードが低かったり、しっかりパンチをもらってくれる。当てる自信はあるし、やっていれば倒れるチャンスは来るだろうとは思っている」と自信たっぷりの様子。「早く試合がしたいし、うずうずの方が強い。今まで以上に見られるのは分かっているので、つまんねえ試合はしたくないし、(人を)引きつける、迫力ある試合を見せたい。スピード、切れ、パンチ力、俺が持っているものを全部見せたい」と意気込んだ。

 ミット打ちでは興行をプロモートする亀田興毅氏(36)相手に強烈な右ボディーを10発ほど打ち込み、元世界3階級制覇王者に「胸が痛い。もうええわ」と言わしめた。弟・銀次朗は名前が示すとおり銀色を好むが、優大も「シルバーが好き」と世界戦では白字に銀のライン入りシューズを履き、グローブ、髪、ガウンも銀色にそろえて出陣するという。「カッコいいですよ。楽しみにしていてください」とニヤリと笑った。

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