ホテルで待ち伏せ…一部ファンのしつこい迷惑行為 新日本プロレスの選手が困惑「いい加減やめてくれって」
2023年04月27日 16:49
格闘技
選手らもツイッターで声を上げた。タイチは26日、「もういい加減ホテルでの待ち伏せ行為やめてくれって メイン締めて気持ち良く帰って来たのに 何でそんなヤツのせいでイラッとしなきゃならんのよ 公式からも、選手からも何回言っても無くならんな本当」などと嫌悪感。矢野通も同日、「またホテルまで押しかけてサインくれって言ってくるバカがいやがった!朝のいい気分が台無しだね!そこは迷惑だからどっか行けっ!って言っても動かないし」とつづった。
同投稿への反応を受け、矢野は27日に「ごく普通の応援してくれているファンの方に向けて書くと『言い訳』とか『昔の選手は』とか『新日本は殿様商売だ』とか『貴殿のサインなどいらないし、もらってもその場で捨てる』等と訳の分からない事を言ってくる人がいるので本当に面倒くさいのですが、説明します」と投稿。「私見」を長文で伝えた。
ファンに感謝していることを大前提に、偶然出会ったファンにサインを求められれば、事情がない限り対応したい気持ちはあるとした。だが、度を超えた要求や周囲に迷惑をかける行為は論外。「今回私が嫌悪したのはホテル敷地内で大量の色紙等を持ってサインを求める行為に対してです」と説明した。ファンの迷惑行為はホテル側にも利用者にも不利益となり、同様の事が続くと当該ホテルに宿泊できなくなり、ホテルが限られる地方では興行自体が危ぶまれるとした。
常識的な範囲での声がけなどには「嫌悪感はありませんし、選手も会社に報告したりする事はありませんし、SNSで書くこともありません」と矢野。「会社として興行を守る為に、ルールは存在しますが、実際にはファンの皆様の常識に頼ることになります」とし、「ファンの皆様には常識の範囲内で楽しんで」と訴えた。
なお、自身が迷惑に感じた行動について「断りもなくカメラを向けられる」「乗っている車をカメラで撮られる」「ホテルの敷地内でサインを求められる」と挙げていた。