伊吹吾郎の孫・遼平 5・6にボクシングプロデビュー 「勇気与えたい」

2023年05月05日 16:02

格闘技

伊吹吾郎の孫・遼平 5・6にボクシングプロデビュー 「勇気与えたい」
水戸黄門の印籠を手にポーズを決める伊吹 Photo By スポニチ
 俳優の伊吹吾郎(77)を祖父に持つ伊吹遼平(27=三迫)が、6日に東京・後楽園ホールで開催される「第2回WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U―NEXT」でボクシングプロデビューする。東日本ミドル級新人王予選4回戦で小林壮太(24=シュウ)と対戦する。
 5日に行われた前日計量をリミットの72・5キロでパス。約1カ月で12キロの減量に成功した伊吹は「常にチャレンジャーの意識を持って臨みたい。プロを目指していると思っている人に勇気を与えられたらいい」とデビュー戦同士の対戦に気合十分だ。

 祖父・吾郎は「昔のボクサーなら僕よりも詳しい」と遼平。プロになるという報告にも喜んでくれたといい、試合当日もリングサイドで応援予定。遼平の本名は高野だが、吾郎の祖父が「伊吹吾郎」と知った三迫ジムのトレーナーのすすめでリングネームを「伊吹遼平」にすることを決意。試合当日は水戸黄門で祖父が実際に使用した印籠を持ち、同ドラマのテーマ曲で入場する予定だ。

 普段は鍼灸師やパーソナルトレーナーを務める遼平。京都成章高ではラグビー部に所属していたが、社会人となって参加したスパーリング大会で競技の魅力を知った。祖父・吾郎からは「試合が近づくにつれて楽しみだけど怖い」と声をかけられたと言うが、「プロでチャレンジしてみたかった。恩返しできたらいい」と最高のデビュー戦にする。

 「相手にもよるが、足を使うスタイルは好きじゃない。インファイトで4ラウンド常に優勢に立って、下がらずに前進して戦っていきたい」と遼平。得意とする“紋所”右ストレートを観客の目に焼き付ける。

 ◇伊吹 遼平(本名・高野 遼平=たかの・りょうへい)1995年(平7)10月25日生まれ、神奈川県横浜市出身の27歳。中2からラグビーを始め、京都成章高では1、2年時にチームが花園出場。20年から三迫ジムに入門し、昨年から本格的にボクシングを開始。家族は両親と弟。身長1メートル78の右オーソドックスタイプ。

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