ボクシング元世界王者・山中 6日王座決定戦も平常心 「絶対に勝たないといけない試合」

2023年05月05日 17:08

格闘技

 元WBO世界ミニマム級王者でWBOアジア・パシフィックライトフライ1位の山中竜也(28=真正)が6日、「第2回WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U―NEXT」のメインイベントで同級王座決定戦に臨む。5日、前日計量をリミットの48・9キロでパスした山中は「一戦一戦世界戦のつもりで準備してきた。そこまでタイトルがかかっている意識はないし、いつもの試合とあまり変わらない」と平常心を強調した。
 18年7月、世界戦2度目の防衛戦で敗退。硬膜下血腫が判明し一度は引退したが、昨年3月に復帰。復帰3戦目となるこの試合は再び世界挑戦する上でも大事な一戦となるだけに「絶対に勝たないといけない試合だと思っている」と気を引き締める。

 自身初の後楽園ホールでの試合。昨年9月に妹・菫がWBO女子アジア・パシフィックアトム級王座に輝いた場所で「妹がいい勝ち方をしていたので、いい続き方をしたい」と力を込めた。

 タイトル初挑戦となる対戦相手の安藤教祐(30=KG大和)は「今まで世界への意識はなかったが、山中選手に勝ったら世界が見えてくると思っている」と気合十分。「穴がない選手」と警戒しながら「穴をつくっていく作戦。倒しに行きます」と強気に話した。

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