アマ13冠堤駿斗 プロボクサー初ABEMAとスポンサー契約で誓い「世界王者になるまでの道のりを」

2023年05月11日 15:06

格闘技

アマ13冠堤駿斗 プロボクサー初ABEMAとスポンサー契約で誓い「世界王者になるまでの道のりを」
ABEMAとスポンサー契約を結んだ堤駿斗 Photo By スポニチ
 ボクシング東洋太平洋フェザー級3位の堤駿斗(23=志成)が11日、都内の所属ジムで会見に臨み「ABEMA」とスポンサー契約を結んだと発表した。
 プロボクサーとしては初めてABEMAと契約を締結。昨年のサッカーW杯カタール大会や、恋愛ドラマなども同メディアで視聴していたという堤は「格闘家として光栄。勢いのある企業ですし、自分のボクシングをいろんな方に見ていただける良い機会。自分が世界チャンピオンになるまでの道のりをお見せできたら良い」と気を引き締めた。

 31日に東京・後楽園ホールで開催される東洋太平洋同級王座決定戦から1年契約となり、同興行も無料配信される。同王座決定戦に勝てば元世界3階級制覇王者の田中恒成(27=畑中)と元東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者の清水聡(37=大橋)の4戦目を抜き、国内最速記録となるだけに堤にとっても大きなバックアップとなる。

 堤は4月上旬から約1カ月間、米ラスベガスで合宿を行い、WBAスーパーフェザー級2位のパブロ・ビセンテ(29=キューバ)などのトップランカーらと約60ラウンドスパーリングを行い実戦経験を積んだ。「成長するための課題が見つかった。米国で仕上げ切ることができたと思っているし調子は良い」と手応えを口にする。「良い内容で勝てれば近々、世界ランカーとやってもいいと思っている」と今後も見据えつつ、日本人最速タイトルが懸かる20日後の大一番へ闘志を燃やした。

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