中谷潤人が計量パス 1階級上げて動きの力強さを実感「パンチのキレは上がった」

2023年05月20日 11:42

格闘技

中谷潤人が計量パス 1階級上げて動きの力強さを実感「パンチのキレは上がった」
前日計量をクリアし、壇上で睨み合う中谷潤人とモロニー(撮影・杉浦大介通信員) Photo By スポニチ
 20日(日本時間21日)に行われるプロボクシングWBO世界スーパーフライ級王座決定戦の計量が19日(同20日)、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで行われ、同級1位の中谷潤人(25=M・T)は114.6ポンド(約51.98キロ)、同級2位のアンドルー・モロニー(32=オーストラリア)は114.5ポンド(約51.93キロ)でパスした。両者は直後のフェイスオフで長時間にらみ合い、闘志を感じさせた。計量後、中谷との一問一答は以下の通り。
 ――減量の最後は厳しさはあったか。
 「今日の朝、落として、リミット入ったような感じだったんですが、最後は苦しかったですね。(最後の厳しさは)変わらなかったです」

 ――とはいえ、1階級上げて、全体に減量は楽になったのか。
 「落とす過程では食べれたので、そういったところはコンディション的にも良かったかなというところはあります」

 ――減量の問題だけでなく、自身の動きの力強さを感じるか。
 「そうですね、練習でも凄く動けているなとは感じていました。そういったところはイメージよく、落とす過程でもできていたんで、良かったと思います」

 ――パンチの力も違うか。
 「キレを結構感じました。今回、特にパンチのキレは上がっていたのかなと」

 ――朝9時に計量を終え、まず何を食べたのか。
 「4時間くらいで水分だけで過ごして、それからお父さんが作ってくれたおかゆ、おじやみたいなのを食べました」

 ――前夜に食べる勝負飯は決まっているのか。
 「うなぎを食べます。(取材などが)終わってからうなぎを食べる予定です。オムライスは明日になります」

 ――それらの食事はルーティンなのか。
 「そうですね、基本的に変わらないです」

 ――うなぎの用意は。
 「(日本から)持ってきてもらいました」」

 ――朝9時の計量に向けて準備してきたのか。
 「ちょっと早いっていうのを聞いていたので、朝早く動いてそのままいくのか、夜動いてとなるのかというのがあったんですけど、夜、思ったより落ちなかったんで、切り替えて水分をとって朝落としてという感じで対応しました」

 ――1食分多く食べれる。「ゆとりをもって、お腹をリラックスさせながら食べれたんで、そこらへんはよかったかなと思います」

 ――計量から試合までこれだけ時間が開くのは相手も同じ条件だが、やはり選手にとってはやりやすいのか。
 「リカバリーできるので。落とすときに早く落とさないとっていうところがあるので、計算しながらというところはありました。でもリカバリーに関しては凄くいいかなと思います」

 ――戻す体重は変わらないのか。
 「はい、たぶん変わらないと思います。食べる量も一緒なので」

 ――1階級を上げることによって楽にはなるが、より大きな相手と対戦になる。すでに一度スーパーフライ級で戦ったが、その点は感じいたか。
 「前の試合でもフィジカルの違いは感じていました。そこらへんは意識しながら練習でもできていましたし、そこをしっかり発揮する試合にしたいなと思います」

 ――フェイスオフのあと、モロニーとかなり長時間にらみ合っていた。
 「モロニーもこっちを見ていたんで、それに応えて(笑)。勝ち気なので」

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