大仁田厚 あの世界的大スターを嫌いになった理由「子どもの頃って傷つくじゃん」
2023年06月06日 14:54
格闘技
ホスト役の全日本プロレス・木原文人リングアナウンサーに「あの頃、(大仁田さんと)対戦あったんじゃないですか」と振られると、「大変だよ」と口にして、忘れられない思い出を語り始めた。
「マスカラスのマスクが洗面所に置いてあったんだよ。オレ、被ったんだよ。そしたら、後ろから(マスカラスに)メチャクチャ怒られて…。(スペイン語で)ワーワーって言われて、子供の頃って傷つくじゃん。もう、大嫌いになったもんね」
共演した同団体の和田京平レフリーによると、世界的大スターは自分のマスクを触られるのを最も嫌っていたとか。「虎の尾」」を踏んだ大仁田は「絶対、(素)顔を見せなかったもんね」と述懐した。
当時の外国人レスラーで、マスカラスと人気を二分していたのがテリー・ファンク。いたずら好きで知られるテリーは、巡業で飛行機に乗った時、荷物を乗せるターンテーブルに乗って遊んでいたという。大仁田は「テリーがクルクル回ってるの」と当時を思い出して苦笑いしていた。