日本スーパーフライ級王座決定戦 川浦龍生&高山涼深が前日計量パス

2023年06月12日 16:01

格闘技

日本スーパーフライ級王座決定戦 川浦龍生&高山涼深が前日計量パス
前日計量を終えて意気込む川浦(左)と高山 Photo By スポニチ
 プロボクシング日本スーパーフライ級王座決定戦10回戦の前日計量が12日、都内で行われ、同級1位・川浦龍生(29=三迫)と同級2位・高山涼深(26=ワタナベ)はともに52・0キロでパスした。
 同カードは昨年12月に実施される予定だったが、高山が負傷したことで中止に。川浦は2月に日本王座決定戦を戦う予定だったが、対戦相手の橋詰将義(角海老宝石)が負傷したため、再び中止となっていた。21年12月の敗戦以来、約1年半ぶりの再起戦となる川浦は「やっと試合ができるんだな、という思い。タイトルマッチをするチャンスをいただいたので、絶対に勝ちたいし勝たないといけない」と拳を握った。

 10戦9勝(6KO)1敗の川浦は昨年10月に「練習相手が多い環境でやりたいと思った」と川嶋ジムから三迫ジムへ移籍。同ジムを練習拠点とするWBA&WBC世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)らとスパーリングしたことを明かし「いろんな人にスパーリングをしてもらい、かなりもまれた。だいぶ強くなったと思う」と手応えを口にする。

 川浦とともに初の日本タイトル挑戦となる日本ユース・スーパーフライ級王者で5戦全勝(4KO)の高山は「やっとここまで来られたという気持ち。減量もうまくいったし、今までにないくらい調子が良い」と自信満々。計量後は験担ぎでウナギを食べ、夜には母・特製の牛丼でリカバリーする予定だと話し「試合では200%出せるようにやりたい」と意気込んだ。
 

おすすめテーマ

2023年06月12日のニュース

【楽天】オススメアイテム