ボクシング石沢 体重超過から約1年2カ月ぶり再起戦で5回KO勝利「久々のリングで勝てたので良かった」
2023年06月12日 22:08
格闘技
プロボクシング元ミニマム級日本王者の石沢開（26＝M・T）が12日、東京・後楽園ホールで行われたフライ級8回戦で5回2分37秒のKO勝利を飾った。2階級上げての約1年2カ月ぶりの再起戦で快勝し「不完全燃焼とまではいかないが、もう少しきれいに勝ちたかった」と苦笑いを浮かべながら「久々のリングで勝てたので良かった」と喜びを口にした。
3回には左フック気味のカウンターを浴びてダウンを喫するも、5回に右ボディーでダウンを奪い返し、直後の左右のボディーを打ち込みコーナーに詰めるとレフェリーが試合を止めた。自慢の強打は階級を上げても通用することを証明した。
石沢は昨年4月に当時WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆（29＝ワタナベ）に敗れた世界戦の前日計量で、2・3キロの体重超過で、JBCから6カ月の資格停止処分を受けていた。「言い訳になって格好悪いと思った。聞かれるまで言うつもりはなかった」と直前に両膝を痛め、調整に苦しんだ経緯を明かしていた。
これで13戦11勝10KOと高いKO率を維持。今後はライトフライ級を主戦場とする予定で「またトップ戦線に戻りたい気持ちはある。時間をかけて着実に力を付けて上に上がりたい」と世界再挑戦を誓った。
石沢は昨年4月に当時WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆（29＝ワタナベ）に敗れた世界戦の前日計量で、2・3キロの体重超過で、JBCから6カ月の資格停止処分を受けていた。「言い訳になって格好悪いと思った。聞かれるまで言うつもりはなかった」と直前に両膝を痛め、調整に苦しんだ経緯を明かしていた。
これで13戦11勝10KOと高いKO率を維持。今後はライトフライ級を主戦場とする予定で「またトップ戦線に戻りたい気持ちはある。時間をかけて着実に力を付けて上に上がりたい」と世界再挑戦を誓った。
