あの井上尚弥“最大のピンチ”を救った!?八重樫東氏も絶賛の「天才カットマン」とは…
2023年06月17日 21:59
格闘技
これぞ“神業”だという名場面については「それこそ井上尚弥(19年11月WBSSバンタム級決勝ノニト・ドネア戦)。ドネアのパンチでざっくり切れて井上尚弥最大のピンチだったんですけど、それを佐久間さんがバチっと止めた」と紹介。
佐久間トレーナーが「あいつが(目の上を)切ったのは初めてだった。インターバル中に出る映像を見ながら尚弥が何もらった?アッこのパンチかって真吾トレーナー(尚弥の父)と話してた。お父さん血止まってる?みたいな感じで聞いていたので、誰が止めてると思ってんだよ!!って」と当時を回想。
これに番組MCの浜田雅功は「カッコイイ。自然と出たんですね。誰が止めてると思ってんねんって」とコメント。佐久間トレーナーは「(尚弥を)安心させたかったので」と話した。
ボクシングの試合で勝敗に関わる重要な役割を果たすカットマンの見せ場は止血。わずか1分間というインターバルの間に選手の傷の状態を見極め、迅速に処置をしなければならない。主にセコンドに入るトレーナーが兼務するが、井上尚弥陣営はチーフトレーナーである父の真吾氏ではなく佐久間トレーナーをカットマンとして採用。尚弥が世界チャンピオンになった後、自ら大橋会長に直訴するほどボクシング界では評判の腕として知られている。