井岡一翔 6・24再戦へKO決着意欲「明確に勝つ」 フランコと約20秒フェースオフで闘志

2023年06月17日 14:33

格闘技

井岡一翔 6・24再戦へKO決着意欲「明確に勝つ」 フランコと約20秒フェースオフで闘志
<井岡・フランコ フェースオフ>フェースオフするフランコ(左)と井岡(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 プロボクシング前WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(34=志成)が17日、都内のABEMAスタジオで24日に対戦するWBA世界同級王者のジョシュア・フランコ(27=米国)とフェースオフ会見を行った。
 ドローに終わった昨年の大みそかからの再戦決定後、因縁の相手フランコと初対面。約20秒間、両者に笑顔はなく静かに闘志を燃やし合った。試合一週間前の“異例”のフェースオフに井岡は「僕にとってプラスになることはないが、この時期にやることで試合が近づいてきているんだなという感覚」と話した。

 井岡は2月にWBO王座を返上して挑む「覚悟」の再戦。「一番は決着をつけたかった。お互いが望むのであれば試合で決着を付けたいと思っていた。明確に勝てるようにするのが一番。理想はKO」と珍しくKO宣言が飛び出し、この一戦へのただならぬ決意を感じさせた。

 16日に来日したフランコは「ベルトを返上してまで私と戦ってくれることに大きな意味がある。ハングリーさも感じるし、とても自信がある感じに見える」と警戒する。

 「負けたら引退とか、浅はかな気持ちではない」と以前から進退を懸けて臨む決意を明かしている井岡。「この試合に向けてやることはやった。後はリングの上で生きざまを見てもらいたいし、そこで何かを伝えられれば」と完全決着へ意欲を口にした。

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