総合格闘技RIZINが昇り龍の勢い 話題の選手が熱いバトル展開

2023年07月05日 12:00

格闘技

総合格闘技RIZINが昇り龍の勢い 話題の選手が熱いバトル展開
RIZIN42でKO勝ちし、バンタム級の王座を狙う朝倉海 Photo By スポニチ
 今、最もアツい格闘技イベントといえば「RIZIN」だろう。
 
 15年に「RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジン・ファイティング・フェデレーション)」として設立された総合格闘技団体で、新倉未来(みくる)、弟の朝倉海(かい)、ボビー・オロゴン、サッカー元日本代表カズの息子・三浦孝太ら、話題性のある選手が出場していることで爆発的な人気を誇る。

 他団体との垣根を超越したマッチメークも話題。7月30日にはさいたまスーパーアリーナで「超RIZIN.2 powered by U⁻NEXT」を開催し、朝倉兄弟らが出場予定となっている。「全戦、灼熱」「始めよう、地獄の椅子取りゲームを。」といった大会キャッチフレーズも印象的だ。

 ルールは総合格闘技(MMA)主体だが、キックボクシング、キックボクシング&総合格闘技のミックスルール、グラップリングルールなど複数の形式で行われ、階級は女子含めて5つに分けられており、各階級別に王者を紹介する。

 【ライトヘビー級】 初代王者はイリー・プロハースカ(チェコ)。19年4月、ライトヘビー級タイトルマッチでキング・モー(米国)戦にTKO勝ち、見事初代王座に輝く。パンチと飛びひざを武器に、試合決定率は90%を超える超攻撃型のファイターだ。RIZINには初年度から参戦し、12戦11勝1敗という驚異の勝率をマークした。現在は空位。

 【ライト級】 ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)は19年4月の初参戦から奮闘し、21年6月の東京ドーム大会でGP覇者トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)との念願のタイトルマッチが実現。1R開始早々にタックルを仕掛けると得意の三角絞めでからタップを奪い、初代RIZINライト級王者に輝いた。

 【フェザー級】王座は斎藤裕、牛久絢太郎、クレベル・コイケ(ブラジル)を経て現在空位。コイケは22年10月のRIZIN.39で牛久とのタイトルマッチに挑み、宣言通りの三角絞めで一本勝ちし、第3代王者に輝いた。しかし、6月24日のRIZIN.43は体重超過のためタイトルを剥奪された。試合には勝ったが無効試合となった。

 【バンタム級】 王座は初代の堀口恭司からマネル・ケイプ(アンゴラ)、朝倉海、堀口恭司を経て現在空位。堀口は20年大みそ日に朝倉海と再戦し、1RにTKO勝利を挙げ、王座奪還に成功する。しかし、その後はコロナ禍で試合ができないことを理由にBellatorへ参戦することを発表した。

 【女子スーパーアトム級】 浜崎朱加、ハム・ソヒ(韓国)、浜崎朱加を経て現在は伊澤星花が王座。伊澤は22年4月大会で、浜崎の持つベルトを賭けた再戦が決定し、フルマークの判定勝ちを収め王座獲得に成功。

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