前田日明氏「あれは準備不足」と朝倉未来の敗因をバッサリ 5・7キロの水抜き減量についても苦言

2023年08月07日 20:51

格闘技

前田日明氏「あれは準備不足」と朝倉未来の敗因をバッサリ 5・7キロの水抜き減量についても苦言
元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏 Photo By スポニチ
 元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏(64)が7日に更新されたフリーアナウンサーの田中大貴(43)のYouTubeチャンネル「田中大貴のアスリートチャンネル」にゲスト出演。7月30日に開催された「超RIZIN2」メインイベントのRIZINフェザー級王座決定戦でヴガール・ケラモフにタップアウト負けを喫した朝倉未来の敗因について語った。
 未来はケラモフに何も出来ず、1R2分41秒リアネイキッドチョークでタップアウト負け。2度目のRIZINタイトルマッチでもベルトには届かなかった。

 戦前から前田氏は「3対7で未来の方が不利ですね」と断言。「以前と比べて未来は、最近一発当たっても追撃しないんですよね。カウンターでダウンぐらいは取れるかもしれないけど、今回は一発当たって、相手を挑発してるようでは打たれるでしょうね。全力でやってもらわないとね」と忠告していた。

 結果的に前田氏の予想通りとなった。「あれは未来の準備不足。未来自身がプロのアスリートとしてそういう準備とかができるような生活をしているのかっていう。ブレイキングダウンなど会社を5~6つもやってたら(準備は)できないですよ」と振り返った。

 そして計量前日に水抜きで5・7キロの減量する方法には苦言を呈した。「あんなの動くわけないじゃないですか。あんなのカリウム不足になって、酸素水とか今流行っているものを飲んでも関係ない。ミネラルバランスがおかしくなって、筋力が出ないです」と説明した。

 フィニッシュシーンのリアネイキッドチョークについても「あれは首が締まっているだけじゃなくて、アゴもやられちゃっているでしょ。マクレガーがヌルマゴメドフにやられた時も同じ締め方だった。気道も押さえられて、同時にアゴと頸椎もやられちゃうからギリギリギリってなっちゃうんで、タップしかなかった」と回顧。「あれでタップしなかったら、落ちるだけじゃなくて運が悪かったらアゴが折れるか頸椎がやられてた」と大きなケガに繋がる可能性もあったと話した。

おすすめテーマ

2023年08月07日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム