「猪木の前に猪木なく 猪木の後に猪木なし」盟友坂口征二氏が最大級の賛辞 アントニオ猪木さん一周忌法要

2023年09月12日 14:49

格闘技

「猪木の前に猪木なく 猪木の後に猪木なし」盟友坂口征二氏が最大級の賛辞 アントニオ猪木さん一周忌法要
<猪木寛至一周忌法要>法要を終え記念撮影に収まる(前列左から)天山広吉、蝶野正洋、坂口征二、小川直也、藤原喜明、永田裕志、オカダ・カズチカら(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 昨年10月に79歳で急逝した元プロレラー、アントニオ猪木さん(本名・猪木寛至)の一周忌法要が12日、神奈川県横浜市の総持寺で営まれ、新日本プロレスの坂口征二相談役、プロレスラーの蝶野正洋、弟子の小川直也氏、藤田和之、新日本プロレスのオカダ・カズチカ、棚橋弘至、プロレスリング・ノアの潮崎豪、拳王、全日本プロレスの宮原健斗、諏訪魔ら親族、プレスラーら約120人が参列した。
 法要では最後に小川の音頭で参列者全員で、おなじみの「1、2、3、ダァー!」を唱和。天国の「燃える闘魂」に思い届けた。

 その後、寺内にある猪木家の墓前で「燃える闘魂 アントニオ猪木之像」の序幕式が行われた。ブロンズ像は両腕を腰にやり、闘魂マフラーを首にかけた猪木さんの半身像で、顔は40~50代のイメージ、体はオカダ・カズチカをモデルに作成された。猪木さんの実弟、啓介氏(74)は「これからファンの皆様も墓参りに来られる。兄も喜んでいると思う」と話した。棚橋は「これからは猪木さんを知らない選手も入ってくるが、猪木さん(の魂)を受け継いでいかないといけない」とストロングスタイルの継承を改めて宣言。新日本プロレス創設時から猪木さんと苦楽をともにしてきた坂口氏は「成功も失敗もあったけど、他の人とは違ったことをやってきた。木村政彦でなないけど、猪木の前に猪木なく、猪木の後に猪木なし」と、柔道出身らしく、かつての最強柔道家、木村政彦氏のうたい文句を引き合いに出し、故人の偉業を称えた。

 遺骨は米国在住の長女・寛子さんのもとにある。今回は寛子さんが来日できなかったが、年内にも納骨を済ませる予定。

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