保田克也「フルラウンド戦うことになってしまって反省」 3―0判定で日韓対決制しWBOAP初防衛

2023年09月12日 21:09

格闘技

保田克也「フルラウンド戦うことになってしまって反省」 3―0判定で日韓対決制しWBOAP初防衛
判定勝利した保田 Photo By スポニチ
 【WBOアジア・パシフィック・ライト級タイトルマッチ12回戦 ( 2023年9月12日    後楽園ホール )】 「フェニックスバトル104」メインのWBOアジア・パシフィック・ライト級タイトルマッチが行われ、同級王者の保田克也(31=大橋)が挑戦者の同級3位ジュン・ミンホ(30=韓国)を3―0判定で下し初防衛戦に成功した。
 6月に行われた同級王座決定戦でアピチェット・ペッチマネー(タイ)に3―0の判定勝ちで自身初のタイトルを獲得したが「前回は泥仕合になってしまったので今回はクールに勝ちたい」と宣言していた中、序盤からペースを握り、ノーモーションの左を効果的に当てた。9回には左ストレートを立て続けに当て相手をぐらつかせるなど最後まで試合を支配した。大差での勝利に「率直にうれしい」としながら「(前日は)かっこよく倒すと言っていたが、フルラウンド戦うことになってしまって反省です」と苦笑いを浮かべた。

 同ジムの大橋秀行会長は「ボクシング的には合格点」とたたえた上で「やっぱりプロボクシングはKO。パンチもあるし、ボディーのタイミングも並外れた者を持っているだけに最後は倒してほしかった」とさらなる成長を促した。

おすすめテーマ

2023年09月12日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム