重岡兄弟 7日W世界戦へ計量パス 気合の赤髪・優大「ぶっ倒す。チャンピオンにふさわしい試合を」

2023年10月06日 13:04

格闘技

重岡兄弟 7日W世界戦へ計量パス 気合の赤髪・優大「ぶっ倒す。チャンピオンにふさわしい試合を」
<3150FIGHT vol.7 前日計量・会見>記念撮影をする(左から)重岡銀、亀田興毅氏、重岡優(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 ボクシングのダブル世界戦(7日、東京・大田区総合体育館)の公式計量が6日、都内のホテルで行われ、WBC世界ミニマム級王座統一戦に臨む暫定王者・重岡優大(26=ワタナベ)はリミットの47・6キロ、正規王者パンヤ・プラダブシー(32=タイ)は100グラム下回る47・5キロでパスした。IBF世界ミニマム級王座統一戦に臨む暫定王者で弟の銀次朗(23=ワタナベ)はリミットの47・6キロ、相手の正規王者ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)は47・5キロでパス。重岡兄弟はともに正規王者奪取を誓い、勝って階級最強を証明する覚悟を口にした。
 髪を赤く染めて登場した重岡優は闘争本能むき出しだった。4月に予定されていたパンヤとの統一戦は、直前に正規王者のインフルエンザ感染で中止に。ようやく実現する大一番を前に、フェースオフでは司会者が終了を告げても目をそらさず、約25秒にらみ合った。「相手と向かい合ってさらに緊張感も上がってきた。明日(7日)スイッチを入れ直してしっかりぶっ倒したい」と気合十分に話した。

 4月のウィルフレド・メンデス(26=プエルトリコ)との暫定王座決定戦では「前回は暫定で世界戦のイメージはなかった」と振り返る重岡優。それだけに「今回は正規チャンピオンなので初めて世界戦の気持ち。これまでは家族、友達、仲間のために戦ってきたが今回は自分のために戦う。今までにない感情」と高揚感を口にした。

 髪を赤くしたことについては「理由?特に意味はない。めっちゃ気分」と茶目っ気たっぷりに話した重岡優だが、幼少期からテレビで見続けた世界王者たちと同じ「夢の舞台」で正規王者奪取は目の前。「自分もここに立つんだという思いでやってきた。俺がチャンピオンにふさわしい試合を見せる」。金から赤に変えた髪の色のような熱い思いを口にした。

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