亀田和毅 フェザー級初戦でまさかのスプリット判定負け…父・史郎氏が16年ぶりセコンド復帰も勝利飾れず

2023年10月07日 21:10

格闘技

亀田和毅 フェザー級初戦でまさかのスプリット判定負け…父・史郎氏が16年ぶりセコンド復帰も勝利飾れず
2回、ドラミニ(右)に左ジャブを放つ亀田和(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【IBF世界フェザー級2位決定戦   亀田和毅《12回戦》レラト・ドラミニ ( 2023年10月7日    東京・大田区総合体育館 )】 プロボクシング元世界2階級制覇王者でIBF世界フェザー級5位の・亀田和毅(32=TMK)が7日、東京・大田区総合体育館でIBF世界フェザー級2位決定戦に臨み、同級8位レラト・ドラミニ(29=南アフリカ)に判定1ー2で敗れた。フェザー級初戦でまさかの敗戦となった。
 この試合で亀田3兄弟の父・史郎氏がサブセコンドとして復帰。2010年にJBCからセコンドライセンスを取り消されていたが、今年7月に再交付。国内では07年10月に次男・大毅が王者の内藤大助に敗れた、WBC世界フライ級タイトルマッチ以来16年ぶりとなる父子タッグを再結成。

 試合は序盤からスピード感のある激しい展開の中で、相手のテクニックに苦戦した和毅。しかし流れが変わったのは第9R。左カウンターフックなど有効打が当たり始めた。第10Rに強烈な左ボディーブローで相手の動きが止めた。その後も巻き返して強打を打ち込むが、相手を倒しきれずに試合終了。判定で1人が和毅にマークしたが、1ー2のスプリット判定で敗れた。

 「井上(尚弥)チャンピオンと戦える可能性が1%でもあるなら」と2年前から転級を考えながらスーパーバンタム級でチャンスを待ったがかなわず。現在は軌道修正した。「フェザー級で亀田家8本目のベルトを獲る」。新たに見据える世界3階級制覇へ再結成した亀田家が再び動き出した初陣はまさかの結果となった。

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