【GLORY】バダ・ハリ 復帰戦も2RTKO負け…試合後には悔いのない表情、ファンからは労いの言葉も

2023年10月08日 05:01

格闘技

【GLORY】バダ・ハリ 復帰戦も2RTKO負け…試合後には悔いのない表情、ファンからは労いの言葉も
前日計量でのバダ・ハリとユルジェンダルのフェイスオフ。GLORYのXから(@GLORY_WS)。
 世界最大のキックボクシング団体「GLORY」が7日(日本時間8日)にブルガリアで「GLORY89」を開催した。ヘビー級トーナメント出場を懸けた予選で日本のK―1でも活躍していたバダ・ハリ(モロッコ)がク・ユルジェンダル(エストニア)と対戦し、2RTKO負けを喫した。
 バダ・ハリは22年10月にアリスターオーフレイムと13年ぶりとなる3度目の対戦し、2度のダウン喫して判定負け。試合後には引退も示唆していた。しかしその後、オーフレイムがドーピング検査で陽性反応。試合は無効試合となって電撃復帰。そして、本来「GLORY88」でジェームズ・マクスウィーニーと対戦する予定だった。しかし大会前日に起きたモロッコ大地震を受けては急遽当日欠場となった。

 スライド出場という形で、今大会GLORYヘビー級9位の実力者ユルジェンダルと対戦することになった。

 試合は第1Rから切れのある攻撃を出していたバダ・ハリ。しかし残り30秒をすぎてから相手の右フックでダウン。さらに終了間際にもダウンを喫した。第2R開始早々にもダウンを喫し、その後カーフキックのダメージなのか左足負傷してTKO負けとなった。

 試合後には戦い切って悔いのない表情を見せながら、大歓声の中で花道を歩いて退場した。

 ファンからは「呆気なく終わってしまった」「これで本当の最後かな?」「結局GLORY参戦後は1回勝てなかったのか」「もう十分だよ。バダ・ハリ」「よく戦いきったよ」など労いの言葉が上がった。

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