WBC&IBF正規王者の重岡兄弟 来年1月W防衛戦も 亀田氏は将来的な地元・熊本での世界戦開催プラン

2023年10月08日 17:06

格闘技

WBC&IBF正規王者の重岡兄弟 来年1月W防衛戦も 亀田氏は将来的な地元・熊本での世界戦開催プラン
一夜明け会見を行った重岡優(左)と重岡銀 Photo By スポニチ
 プロボクシングWBC世界ミニマム級と、IBF同級王座をそろって統一した重岡兄弟が、来年1月開催予定の「3150FIGHT」興行で兄弟ダブル防衛戦に臨む可能性が出てきた。
 王座統一から一夜明けた8日、都内のワタナベジムで会見を行った重岡兄弟。タイの絶対王者パンヤ・プラダブシー(32)に3―0の大差判定勝ちし、WBC正規王者となった兄・優大(26=ワタナベ)は「反省することもたくさんあるし、まだまだ納得はいってはいないが、試合が楽しかった。一生忘れない12ラウンドになった」と笑顔で振り返った。

 ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)に5回TKO勝ちし、因縁の相手との再戦を制したIBF正規王者の弟・銀次朗(23=ワタナベ)も「1ラウンド目からバッティングが出て、焦りもあったがKOでしっかり仕留め切れたことは安心した」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 前日の試合で優大は両拳を痛め、銀次朗は右目上をカットしたが、両者とも次戦は1月開催予定の「3150FIGHT」出場に意欲を示した。会見に同席したプロモーターの亀田興毅氏は「ケガの状況やコンディション、その時の状況でできる限りのことをやりたい。対戦相手も含めていろいろ考えていきたい」と防衛戦の可能性も示唆した。

 また「本人たちが望むのであれば、120%の力でやっていく」と将来的な兄弟の故郷・熊本での世界戦開催プランを明かした亀田氏。銀次朗は「世界戦で勝ち続けたらいつかチャンスが来ると思う。一つの夢だし、いつかやれたらいい」と青写真を描いた。

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