元年俸120円Jリーガー安彦考真 熱望の19日「FIGHT CLUB」決定!高いKO率を誇る剛腕相手

2023年11月04日 20:38

格闘技

元年俸120円Jリーガー安彦考真 熱望の19日「FIGHT CLUB」決定!高いKO率を誇る剛腕相手
安彦考真 Photo By スポニチ
 元年俸120円Jリーガーとして知られている安彦考真(45)が、熱望していた11月19日に開催される「FIGHT CLUB」出場が決定した。
 「昨年の大会で、代表から口頭でMVPと言われた。その俺を出さないわけにはいかないだろう」

 20年限りでJリーガーを引退し、格闘家に転向したが、プロとしてのデビュー戦が昨年2月のRISE FIGHT CLUB、元プロ野球・西武の相内誠と対戦してKO勝ちした。

 今年9月末には、格闘家になって以来約2年半所属した小比類巻道場を退会。「前回の大会で立ち続けたことは賞賛もあったが、もっと行くべきだった。立っていて、OKではないが、リングは自己表現の場、それを忘れていた。引かずにやりたいことをみせるべき。悔いが残る戦い、消化不良の試合。もう一度払拭したく、勝負に出たい。リングは生き様で、魂みせる場所、そこでひるんでは意味がない」自分自身を奮い立たせるために道場を退会して一からスタート、現在は公園などで練習しながら出稽古を続けている。

 「スイスにも行ったし、エルドラドという大きな大会にも出た。今回その大会が開催されるのなら、出ない手はないし、勝負したい。成り上がりたいというよりは自己証明で、格闘技の良さを伝えたい。社会的に意義ある立ち位置をちゃんと伝えたい」という。もちろん安彦も覚悟はできている。「出たら勝ちに行く。まず出してくれと。出る意義、いる理由、社会に何を証明したいかみせられる。ぜひ出してほしい」と成長した姿を見せるために出場する。

 全試合オープンフィンガーマッチのYA―MANがプロデュースする今大会。安彦は68キロ契約で、高いKO率を誇る剛腕ファイター前口太尊(飯伏プロレス研究所)と対戦することが決定した。

 前口は昨年7月にキックボクシングを引退して、プロレスに転向。今回オープンフィンガーグローブマッチと聞いてキックボクシングに復帰することになった。

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