那須川天心「好きなことをやってほしい」朝倉未来への思いを打ち明ける…未来が敗れた大会の問題点も指摘

2023年11月21日 19:08

格闘技

那須川天心「好きなことをやってほしい」朝倉未来への思いを打ち明ける…未来が敗れた大会の問題点も指摘
那須川天心 Photo By スポニチ
 “キックの神童”でプロボクサーである那須川天心(25=帝拳)が20日に自身のX(旧ツイッター)のスペースを使って生配信した。19日に開催された新格闘技イベント「FIGHT CLUB」のメインイベントでYA―MANに第1ラウンドでKO負けを喫した朝倉未来について言及する場面があった。
 未来は7月30日に開催された「超RIZIN2」でヴガール・ケラモフとRIZINフェザー級王座決定戦で対戦し、タップアウト負け。4カ月ぶりの再起戦だったが、YA―MANにまさかの77秒KO負けを喫して2連敗となった。

 試合後には自身のYouTubeチャンネルで「完敗していました」と振り返り、「自分の記憶があまり戻ってなくて、何者なのかなってところで、携帯でいろいろ調べていくうちに、朝倉未来がこういう人物なんだなって理解してちょっとずつ思い出してきたところなんですけど、客観的に見て引退ですね」と引退を示唆していた。

 天心は「昨日の大会には正解がない。全てにズレが生じたというのが俺の見解です。全てのちょっとしたズレがあのようになってしまった」と口にした。

 さらに「あの大会を見て、全員無責任だったなと思います。ちゃんとしたストーリーがない中で全てが崩れてしまった。誰も得してない。やるべきじゃなかった。文脈無視して受けてしまった未来さんも良くないし、YA―MANが身の丈以上の煽りや変なこじつけでやってしまったのも良くない。RIZINでやっていればリベンジとかも見れるけど、単発興行をやったことで全て崩れてしまった…受け皿がないんですよね」と今大会の問題点を指摘した。

 勝ったYA―MANが話題になってないことについても「勝ってよかったけど、正直言って器じゃないですよね。会見から未来さんが作って未来さん頼みの様に見えた」と言及。

 「やられた未来さん本人が一番どういう状況か分からないからしばらく会ってなかったけど飯に行って救ってきます」と実際に会ってコミュニケーションを取ることを明かした。

 その後「何かしら戦ってるやつって魅力がある。未来さんなんて全てを世の中にさらけ出してる。凄いと思うよ。そんなことできる人は中々いないぜ」と未来への尊敬の言葉を並べた。

 そして天心から見て、最近の未来は自分自身のために格闘技をやってないように見えたという。「視聴者のために格闘技をやってると思う。それをみんな理解してないよ。だって記憶がなくなって客観的に考えてるわけですよ」と話した。

 「会ったら“客観的に見ないでください”、“自分の心に聞いてください”、“もう視聴者が言うからとかどうでもいいですよ”って言います。本当は自分ためにやりたいはずなんですよ。自分の好きなことをやってほしいです」と未来への思いを打ち明けた。

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