星大二郎が完勝発進 村田世代の38歳 今大会で引退「何か形に残したい」

2023年11月23日 04:55

格闘技

星大二郎が完勝発進 村田世代の38歳 今大会で引退「何か形に残したい」
ボディージャブを打つ星 Photo By スポニチ
 ボクシングの全日本選手権第2日は22日、東京・墨田区総合体育館で男女20試合が行われ、男子ウエルター級は初戦で元全日本王者の星大二郎(和歌山県教育庁)が本名駿(法大)に5―0で判定勝ちし、24日の準々決勝へ進出した。今大会を最後に引退する意向の「村田諒太世代」の38歳は万感の思いを胸に上位進出を目指す。
 14年以来の全日本出場で星が完勝発進した。昨年の栃木国体以来、約1年1カ月ぶりの実戦となったが、右フックから左のコンビネーションで主導権を握り大差判定勝ち。「硬さもあったが、当て勘は衰えていなかった」と笑顔で汗を拭った。

 05年の75回大会からライト級で全日本3連覇を成し遂げた実力者。村田諒太氏、清水聡らと同期で北京五輪も目指した38歳は今大会を最後に競技を引退する意向で「最後に何か形に残したい。まずは3位を目指す」と意気込んだ。

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