前田日明氏 元関脇・寺尾の錣山親方と過ごした「箱根の夜」を回顧「2泊3日で全部…」

2023年12月22日 19:27

格闘技

前田日明氏 元関脇・寺尾の錣山親方と過ごした「箱根の夜」を回顧「2泊3日で全部…」
元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏 Photo By スポニチ
 元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏(64)が22日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。17日にうっ血性心不全のため60歳で死去し、22日に通夜が営まれた大相撲の元関脇・寺尾の錣山親方(本名=福薗好文)との若き日の思い出を振り返った。
 訃報を聞いた時のことを聞かれ、「ビックリしましたね。しばらく会ってないな、と思ってましたけど…」と衝撃の大きさを口にした。前田氏が格闘技イベント「HERO’S」(2005~08年)のスーパーバイザーを務めていた当時、親方が大会を観戦に訪れ、会話を交わしたのが最後。「(その後は)いろんな人の口から(親方の)消息を聞いたりというのがあったんですけど…」と常に気にかけていたことを明かした。

 親方は現役当時、同じく格闘技好きだった琴ケ梅関(2007年に相撲協会退職)、益荒雄関(2019年に相撲協会退職)らとともに、1980年代後半から90年代前半に爆発的な人気を誇ったプロレス団体「UWF」と交流。エースの前田氏、若手の筆頭格だった高田延彦氏、山崎一夫氏らと6人で箱根に旅行へ行くほどの関係性だった。「みんなで、(自宅の)サイドボードとかにある酒を持ち寄ろうよ、ということになって」集まったのはボトル50本。「それ、2泊3日で全部空けちゃいましたから」と前田氏は豪快すぎるエピソードをさらっと打ち明けた。

 「最初の1杯から最後の1杯まで、全部一気(飲み)で。みんな元気でしたね」と笑った前田氏は「大広間でみんなで相撲を取ったり、障子を破ったり、えらいことになりましたけど」と“らしい”話を披露。「(当時は)いつも何か大相撲中継をかじりついて観てて。彼らが(横綱大関に)勝つたびに、自分らもスクワットしたりしてましたね」と違う競技ながら、確かなライバル関係があったことを懐かしんでいた。

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