前田日明氏 元関脇・寺尾の錣山親方と過ごした「箱根の夜」を回顧「2泊3日で全部…」
2023年12月22日 19:27
格闘技
親方は現役当時、同じく格闘技好きだった琴ケ梅関(2007年に相撲協会退職)、益荒雄関(2019年に相撲協会退職)らとともに、1980年代後半から90年代前半に爆発的な人気を誇ったプロレス団体「UWF」と交流。エースの前田氏、若手の筆頭格だった高田延彦氏、山崎一夫氏らと6人で箱根に旅行へ行くほどの関係性だった。「みんなで、(自宅の)サイドボードとかにある酒を持ち寄ろうよ、ということになって」集まったのはボトル50本。「それ、2泊3日で全部空けちゃいましたから」と前田氏は豪快すぎるエピソードをさらっと打ち明けた。
「最初の1杯から最後の1杯まで、全部一気(飲み)で。みんな元気でしたね」と笑った前田氏は「大広間でみんなで相撲を取ったり、障子を破ったり、えらいことになりましたけど」と“らしい”話を披露。「(当時は)いつも何か大相撲中継をかじりついて観てて。彼らが(横綱大関に)勝つたびに、自分らもスクワットしたりしてましたね」と違う競技ながら、確かなライバル関係があったことを懐かしんでいた。