武尊「勝つ姿見せられなくて申し訳ない」 SNSで敗戦直後の気持ちを吐露、ファンから称える声多数

2024年01月29日 02:45

格闘技

武尊「勝つ姿見せられなくて申し訳ない」 SNSで敗戦直後の気持ちを吐露、ファンから称える声多数
武尊 Photo By スポニチ
 K-1元3階級制覇王者でのISKA世界ライト級王者の武尊(31=team VASILEUS)が29日に自身のSNSを更新。28日の「ONE165」でONEフライ級キックボクシング王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ)に敗戦した直後の気持ちを吐露した。
 今大会で武尊は本来、対戦を熱望していたONEフライ級ムエタイ王者・ロッタン・ジットムアンノン(タイ)とのドリームカードが決まっていた。しかしロッタンのケガによって対戦が消滅。ONEは代替カードとして用意したのがスーパーレックとのONEフライ級キックボクシングタイトルマッチとなった。

今回の試合ではスーパーレックの強烈なローキックに苦戦した武尊。3Rにボディーの連打からパンチでスーパーレックの動きを止めた。ダウンを奪うことは出来なかったが、会場の空気は最高潮に。しかしその後はスーパーレックのテクニックによって、攻めきれず判定0―3で敗れた。武尊は号泣しながら「絶対勝って世界一を証明したかったんですけど…今できる限界までやってきました。もうこれ以上の体を作れません…」と引退示唆とも受け取れるコメントをした。  

 バックステージでも涙は止まらず「本当に今できる限界までやったので悔いはないです…今、命懸けできる全てをやったのでこれ以上は見せられないです…」と車いす姿で会場を後にした。

 自身のSNSで武尊は「応援してくれた皆様本当にありがとうございました。勝つ姿見せられなくて申し訳ない。でもこの数ヶ月やれることはやりきった」と現状の気持ちを吐露した。

 そして「会場に集まってくれた皆様、PPVで見てくれた皆様、この大会に関わってくれた皆様、本当にありがとうございました」と締めた。

 コメント欄では「いい試合だったから引退するな!」「戦う姿に感動したよ」「武尊についてきてよかったよ」「武尊くん最高だった」「謝る必要はないよ」「最高の試合をありがとう」と武尊を称える声が多く上がった。

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