【ボクシング】世界3階級制覇へ中谷潤人が計量パス 王者サンティアゴ戦は「ターニングポイント」
2024年02月23日 15:10
格闘技
会場の両国国技館では2013年4月に、WBC世界バンタム級タイトルマッチで王者・山中慎介(帝拳)がマルコム・ツニャカオ(フィリピン)に12回TKO勝ちした試合を現地で観戦した。「その場所でまた試合ができる。ロマンがあります」と話していた中谷。計量前日にはその山中氏から減量の助言をもらったことも明かし「励みになります」とバンタム級のレジェンドが3度目の防衛を果たした地で自身も偉業を成し遂げる準備は整っている。
昨年12月に史上2人目の2階級4団体王座統一を成し遂げた井上尚弥(30=大橋)の存在は大きい。「もちろん刺激になっている。内容でも結果でも、皆さんの期待を超えていかれている方。僕自身もそういったところを見せたい」と自らを奮い立たせ、モンスターに負けない活躍を誓う。
初の挑戦者の立場となる一戦。「自分の中でもターニングポイントと思ってきた。勝ち方や内容次第で未来が開いていくと思う。自分自身に期待して明日は挑みたい」と目標とする4団体統一への通過点とする。