曙さん 「プロレス界では先輩です」年下にも「さん」付け、謙虚な人柄 田中将斗「素晴らしい人だった」

2024年04月11日 19:28

格闘技

曙さん 「プロレス界では先輩です」年下にも「さん」付け、謙虚な人柄 田中将斗「素晴らしい人だった」
プロレスのリングでもボブサップと対戦した曙さん(13年撮影) Photo By スポニチ
 プロレスラーとしても活躍した元横綱の曙太郎(本名=チャド・ジョージ・ハヘオ・ローウェン)さんが、心不全で死去したことが11日に分かった。
 曙さんは大相撲を引退して以降、03年に格闘技界に進出。05年8月にはプロレスラーとしてもデビュー。デビュー戦の相手が武藤の化身グレート・ムタだった。その後は「武藤部屋」の弟子とレスラーとしての英才教育を受け、師弟コンビでプロレス大賞最優秀タッグを受賞するなど大活躍した。

 今回の訃報に多くプロレスラーが追悼の言葉をSNSなどにつづった。ZERO1の田中将斗は自身のX(旧ツイッター)で「横綱になった方が僕の事を田中さんとさん付け。僕は何度もやめてくださいと言ったのに「プロレス界では田中さんが先輩だから」とずっとそのまんま。本当に素晴らしい人だった」と曙さんの謙虚な人柄を回想した。

 新日本プロレスの鷹木信悟も自身のXで「横綱、長い闘病生活お疲れ様でした」とつづり始め、「曙さんが「鷹木さん」と呼ぶので「横綱、さん付けは辞めて下さい」と言うと「プロレス界では先輩です」と謙虚な方でした。横綱と試合出来た事も良き思い出です」と明かした。

おすすめテーマ

2024年04月11日のニュース

【楽天】オススメアイテム