アマ13冠・堤駿斗 元世界王者モレノに3回KO快勝も笑顔なし 前日計量では1・6キロ体重超過
2024年04月17日 21:28
格闘技
堤は16日の前日計量で58・7キロとリミット(57・1キロ)を1・6キロの体重超過を犯し、再計量でもわずか50グラムしか落とせなかった。この日、早朝に行われた当日計量では制限内の60・95キロでパス。試合が成立となり、計量後には「モレノ選手のおかげで試合をさせてもらえる。リングに立つ以上ボクサーとして相手にリスペクトを持ってしっかり戦いたい」と反省の姿勢を示していた。
昨年大みそかWBA同級15位ルイス・モンシオン・ベンチャーラ(25=ドミニカ共和国)戦に続くKO勝利も思わぬ形で注目を浴びることとなった一戦。日本ボクシングコミッションによると半年のライセンス停止処分が濃厚で目標とする世界戦も年内の開催は困難だ。
「またリングに戻ってこられるように精進します」と決意を述べるとホールからは大きな拍手が送られた。