4階級制覇王者・田中恒成 7・20初防衛戦「前回より良いパフォーマンスを」

2024年05月31日 13:05

格闘技

4階級制覇王者・田中恒成 7・20初防衛戦「前回より良いパフォーマンスを」
<ボクシング会見>会見に臨む田中(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 プロボクシングの世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の田中恒成(28=畑中)が31日、都内で会見し、7月20日に東京・両国国技館で同級12位ジョナタン・ロドリゲス(28=メキシコ)と初防衛戦を行うことを発表した。
 スーツ姿で会見に臨んだ田中は「今回の試合は緊張感、危機感を持っている」と引き締まった表情で話した。初防衛に成功すればビッグマッチや統一戦が期待される中、「求められるのは勝ち方、試合内容。前回ベルトを獲得した内容では不十分。前回より良いパフォーマンスを見せられるように頑張る」と抱負を語った。

 ロドリゲスは25勝(17KO)2敗1分けのオーソドックスの強打者。21年4月に当時のIBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(32=フィリピン)に挑戦して判定負けしており、2度目の世界挑戦となる。

 田中は今年1月、同級2位クリスチャン・バカセグア(26=メキシコ)との王座決定戦で12回判定勝ち。20年大みそかの井岡一翔(35=志成)戦以来、約3年ぶりの世界戦に勝利し、世界最速となるプロ21戦目で4階級制覇を達成した。4団体王座統一を見据えながら、将来的な現WBA世界同級王者・井岡との再戦を目指す上で落とせない一戦となる。

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