【ボクシング】元小結・旭道山のおい 波田大和が17戦目で初タイトル 3回TKO勝ち

2024年06月01日 21:54

格闘技

【ボクシング】元小結・旭道山のおい 波田大和が17戦目で初タイトル 3回TKO勝ち
東洋太平洋新王者となった波田 Photo By スポニチ
 【プロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦 波田 大和《12回戦》坂晃典 2024年6月1日 東京・後楽園ホール】大相撲元小結・旭道山のおいで東洋太平洋スーパーフェザー級2位・波田大和(27=帝拳)が同級王者・坂晃典(32=仲里)を3回2分32秒TKOで下しタイトル初挑戦で新王者に輝いた。
 初回から右フック、左ストレートを面白いように当て、3回にはロープ際で左ストレートを浴びせダウンを演出。再開後も猛ラッシュを仕掛けレフェリーが試合を終わらせた。終了直後は「勝った?と陣営に確認してしまった」と興奮していたことを明かしながら「本当に本当に凄くめっちゃうれしい。長かった~」とデビュー9年目で初めて獲得したベルトを大事そうに抱えた。

 王者・坂戦へテーマは「びびらないこと」だった。「正直めっちゃ怖かった。でもリングに立つのは自分一人。やるんだという気持ちだった」。冷静に試合を進め、自分の右ストレートに左フックを合わせる相手の狙いを見抜いた。「フェイントにも反応していたし自分のパンチを嫌がっているのが分かった」と3連続KO勝利を挙げ400人の応援団の前でガッツポーズを繰り返した。

 今後は防衛を重ねてベルトを守っていく方針。「試合に勝ったら満点。不器用な波田大和ですが飽きずに応援よろしくお願いします」と笑顔をはじけさせた。

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