【ボクシング】英興行大手「マッチルーム」 7・15に大阪で日本初興行 優勝賞金は総額100万ドル

2024年06月03日 17:20

格闘技

【ボクシング】英興行大手「マッチルーム」 7・15に大阪で日本初興行 優勝賞金は総額100万ドル
ミドル級トーナメント参戦が決まり会見する竹迫 Photo By スポニチ
 プロボクシング英興行大手「マッチルーム」によるミドル級トーナメント「PRIZE FIGHTER」が7月15日に大阪・大和アリーナで開催されることが3日、都内で正式発表された。
 「PRIZE FIGHTER」は08年に英国で始まった8人制のトーナメントで、日本では初開催。当日は1回戦4試合が行われる。当初は3月31日に名古屋国際会議場で元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(37)がプロモーターを務める「3150FIGHT」と共同開催する予定だったが、延期となっていた。

 トーナメントに出場する日本人選手は元東洋太平洋ミドル級王者・竹迫司登(32=ワールドスポーツ)、WBOアジア・パシフィック&日本同級王者の国本陸(26=六島)、日本同級4位の可兒栄樹(22=T&T)の3人。準決勝は10月ごろで、決勝は来年2月ごろを予定しているという。優勝賞金は総額100万ドル(1億5700万円)でKO賞10万ドルも発生する。

 この日、会見に参加した竹迫は1回戦マーク・ディキンソン(英国)戦へ「世界ランカーもいると聞いている。相手の映像はまだ見ていないが、勝てば世界もおのぞと見えてくる。世界にアピールしていきた」とWBC世界15位からの飛躍につなげる。また試合当日は33歳の誕生日となり「開催地が地元・大阪で当日は誕生日。自分のために開催されたのでは、と勘違いしてしまうくらいの大会。優勝します」と宣言した。

 マッチルームとともに興行を主催するNSN(Never Say Never)はマッチルームと3年間のパートナーシップ契約を結んでおり、会見に同席したNSNのクリスチャン・ジョベル氏は「年3回くらい試合をしたい。今後は世界トップの選手も来日させて、大きなイベントをやる計画もある」と将来的な大規模会場での開催プランも明かした。

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