46歳“中年の星”東洋王者の野中悠樹「世界に挑戦するのが最終目標」 地元の尼崎市長を表敬訪問

2024年06月25日 21:21

格闘技

46歳“中年の星”東洋王者の野中悠樹「世界に挑戦するのが最終目標」 地元の尼崎市長を表敬訪問
尼崎市の松本真市長(左)と記念撮影に臨んだ東洋太平洋スーパーミドル級王者の野中悠樹 Photo By スポニチ
 プロボクシング東洋太平洋スーパーミドル級王者の野中悠樹(46=ミツキ)は25日、地元・尼崎市役所へ松本真市長を表敬訪問した。
 今年4月6日に行われた同級王座決定戦に同級9位として臨み、元IBF世界ミドル王者のサム・ソリマン(50=オーストラリア)に判定3-0で勝って、王座を獲得。46歳3カ月で新王者となり、WBO女子アトム級王座を44歳7カ月で獲得した池山直を抜き、日本ボクシングコミッション(JBC)公認タイトル獲得の国内最年長記録を更新した。

 真っ赤なチャンピオンベルトを手に王座獲得を報告。市長から「私より2歳上の先輩がアスリートの世界で現役でご活躍されてるっていうのは驚異的で信じられない。これだけ人生かけて世界チャンピオンを目指して頑張っているので、是非これからも応援していきたい」と熱いエールを送られた。野中は「獲れたことは凄い、うれしいんですけど、世界に挑戦するということが最終目標。もう一つ上のベルトを持って、また、あいさつに来られるように頑張りたい」と、さらなる高みを見据えた。

 前回の試合でアキレス腱やふくらはぎなど下半身を痛めたものの、現在は回復し練習を再開している。ミツキジムの中村会長は「体がいけるのであれば、うちの興行が12月22日にありますので、そこでやってもらいたいと思っている」と次戦の見通しを明かした。

 野心にあふれた中年の星が目指すのは世界一の称号。今後について「世界ランクを奪えるような強い相手とやりたい」と闘志をたぎらせた。

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